夢のように 過ぎてゆく日々
愛しさを胸に抱いて
時の静寂-しじま- みつめてる
流れゆく風に
両手でかかえるように
やっとみつけた夢が
壊れて歩きつづけた
はぐれた犬のように
自分が誰なのかさえ
感じなくなる闇に
言葉を奪われた日々
懐かしく目に浮かぶ
意味もなく生まれてきた
訳ないと心で
叫んでいたそんな夜も
何度かあったけど
流れてゆく時をみつめて
ひたむきに生きることが
きっとあると信じてた
寄るべなき私にも
いつしか大人になって
哀しみに落ち込んで
誰かのせいにした顔
みすぼらしくて泣いた
転んですりむいた足
かくしながら見上げて
笑った小さな瞳
抱き上げて抱きしめて
生きてれば胸の傷の
ひとつ位あるから
ささいなこと気にしないで
真っすぐ前を見て
流れてゆく時間のままに
やさしさを忘れないで
自分らしく行けばいい
ただそれだけのことを
意味もなく生まれてきた
訳ないと心で
叫んでいたそんな夜も
何度かあったけど
流れてゆく時をみつめて
ひたむきに生きることが
きっとあると信じてた
寄るべなき私にも
流れてゆく時間のままに
やさしさを忘れないで
自分らしく行けばいい
ただそれだけのことを
ただそれだけのことを
寄るべなき私にも