古い壁の絵に 描かれた砂漠を
ひとり月を見上げ 歩く流漂人よ
夜に額づき 膝をついて祈る
いつか私を奪う 遥かな空の果てに
永遠という 時は誰かの胸に
刻まれ 形なきものとして生き続ける
水が枯れても 太陽に追われて
言葉尽きても 静かに名を呼ぶ
主なく 道に咲く花のように
風に消せない 憎しみに囚われ
じっと闇の中を 深く目を閉じて
夢に消えない 愛しき人の顔
影を掴むように 手をかざしてみても
頬につたわる 涙 汗のように
全てを委ねるままに 両手を拡げて
大地が焼けて 空が落ちようとも
星は教えた 赦されることを
限りある 命の真実を
限りなき 永遠の約束を
限りある 命の真実を
限りなき 永遠の約束を
まっすぐな道 遥かな地平は
見えなくても 胸に描いて
ひそかに咲いた 美しい花は
さびしさを哀しみを みつめ慈しむ
奇跡
数え切れない
孤独な星よ 光輝いていて
命ある限り 見上げているから
一人ひとりが 心に想うことは
いつか飛び立つ 世界にひとつの
自分だけの翼
何を失くして うつむいているの
顔を上げて 笑ってみせて
風に吹かれて 雨に打たれても
白い鳩 寄り添って
遠くみつめてる 空を
やさしさと愛
紡がれし星 双友(とも)よ争わないで
あるがままでいい 空に舞い上がれ
一人ひとりが 心に希うことは
いつか重なる 自由という名の
自分だけの翼
数え切れない
孤独な星よ 光輝いていて
命ある限り 見上げているから
一人ひとりが 心に想うことは
いつか飛び立つ 世界にひとつの
自分だけの翼 ララララ
紡がれし星 双友(とも)よ争わないで
あるがままでいい 空に舞い上がれ
一人ひとりが 心に希うことは
いつか重なる 自由という名の
自分だけの翼 ララララ
ラララララララ ララララララララララ
ララララララララ ララララララララ
ララララララララララララララ
ラララララララ
世界にひとつの 自分だけの翼