きっと女は花になりたい
愛する人にみつめられるままに
壊れていくの すべての意味が
静かに寄せて波が音を消すように
今この時だけが確かな真実
時間の為すがままに
朽ちていけばいいどこまでも
抱きしめてもう2度とこの腕が
離れないように
愛(たび)の果てに 私を
過ぎてしまった切ない恋も
今は優しくまどろむように思い出す
キレイに生きてきた女じゃないから
知ったの悲しくても
流れない涙があることを
微笑んで柔らかく戯れる
海風のように
みつめていて 私を
抱きしめてもう2度とこの腕が
離れないように
愛(たび)の果てに 私を
吹きすさぶ 雨の中 風の中
目を閉じて
抱きしめて
春浅く 風が過ぎたら
あなたの背に隠れて
美しいものだけを見て
生きていたかったの
紅筆を まっすぐ引いて
ゆっくり手を離して
あどけなく みだらに揺れた
顔が胸に熱くて
儚げに罪を手折り
きっと震えていたはずなのに
もう1度 いえもう2度と
唇がおそれていたの 悲しく
本当の愛があるなら
名も亡き花にこそ似し
ひぐらしが鳴き止んでいた
私の目に気づいて
汚れない思い出が好き
私 女だから
紅筆を床に落として
拾ってまた落として
しなやかな笑顔つくって
狂っていく人形
動けずに 夜をみつめ
ひとり あなたの匂い抱いてた
もう1度 いえもう2度と
身体さえ心さえ今 消えても
本当の愛があるなら
名も亡き 花にこそ似し
儚げに罪を手折り
きっと震えていたはずなのに
もう1度 いえもう2度と
唇がおそれていたの 悲しく
本当の愛があるなら
名も亡き花にこそ似し
もう1度 いえもう2度と
身体さえ心さえ今 消えても
本当の愛があるなら
名も亡き 花にこそ似し
名も亡き 花にこそ似し
名も亡き 花にこそ似し
スタンドの淡い影 ふたりだけの夜ね
きっと私のせいなの 憂いだけ残して
窓を見る 肩越しに 射し込む月の光が
髪の芯熱くしてる そっと鏡をとかして
無口だし生きるのが うまくない人だけど
あなただけなの 子供のように
わがままを言えたの
いつまでも若くない 素顔だけ見ていて
朝はハーブの香りで 許してね吐息を
夏の日に坂道を ふざけながら歩いたね
これが最後の恋だと 胸で言いつづけてきた
強がりとわかっても さびしさに気づいたら
何も言わずに私の涙 唇でぬぐって
無口だし生きるのが うまくない人だけど
あなただけなの 子供のように
わがままを言えたの
あなただけなの 子供のように
わがままを言えたの
目を閉じて 傷ついて 手をあてて 息をして 抱きしめて
涙でまだらな空 落ちる雨になりたい
夢の先に紡いでいた ふたりの褪せない糸
ひとり寂しくて そっとレモンを噛んだ
いつまでも変わらない 輝いたあの日を忘れない
悲しくて傾いた 月をみつめてた
終わりを悟ることが 大人になることなの?
横を過ぎる車の音 遠いあの人の顔
いつも感じてた あなた太陽の人
くじけない優しさで 永遠の約束交わしたね
重なるよ ひとしずくの血とKi・Z・Naだけ
胸に飾られた 真実に怯えて
壊して気がつくの 人は愚かな天使
目を閉じて 傷ついて 手をあてて 息をして 抱きしめて
重なるよ ひとしずくの血とKi・Z・Naだけ
いつまでも変わらない 輝いたあの日を忘れない
悲しくて傾いた 月をみつめてた
時が止まるように
月をみつめてた
危ない人だからって今さらもう遅い
骨まで溶けていくよ破滅という毒に
無理していたでしょ変わらない夢に
安い酒と さびしさで誘い
手ざわりは絹の誘惑
絶望して気付いた失われてたはずのPure mind
「これからどうするの?」って 駆け引きしているよ
気取って飛び出しても ゆくあてない夜に
あなたと似ている 隙のある男
軽いJokeと偽りで飾り
ヒロインのように抱かれて
哀しい 砂時計に 涙して苦しみはひとり
人の群れと太陽を嫌い
ひたすらに愛を駆け抜け
心の枯れない花 叶うことなく 眠るヴィーナス
安い酒と さびしさで誘い
手ざわりは絹の誘惑
絶望して気付いた失われてたはずのPure mind
心の枯れない花 叶うことなく 眠るヴィーナス
心だけ とどかないの
夜は暗いだけでしょ
驚いた鏡の色
割れて泣いた波のよう
いつか闇の中
手さぐりで あなた探した
微笑んで 抱きしめて
私の罪にしなやかに
幕を引く 最後のコトバは
Je I'aime とだけ言って
涙だけ 乾かないの
流れ落ちるだけでしょ
明日の朝 海を見るの
風に奪われるように
過ぎてゆくものは
移ろふと 知っているから
すてられた さよならに
背を向けていた この愛に
閉じ込めて 二度と開かない
私にと言ってJe I'aime
いつか闇の中
手さぐりで あなた探した
微笑んで 抱きしめて
私の罪にしなやかに
幕を引く 最後のコトバは
Je I'aime とだけ言って
すてられた さよならに
背を向けていた この愛に
閉じ込めて 二度と開かない
私にと言ってJe I'aime
私にと言ってJe I'aime
手を繋ぐ力 離して確かめて
夢の欠片を 抱いてねむるように
過ぎていったの
そうね あの頃は
若くてただひたむきで
私 死ぬ時にはあなただけが胸に
残る そんな気がします
愛していたから
目で 契りあって刻んで形無く
変わらないもの枯れていくことで
花は教える
きっとわかってた
怖くて言えないだけで
ひとり 夜を走り今も
耳に残る あなたの声が悲しく
切ないだけなの
そうね あの頃は
若くてただひたむきで
私 死ぬ時にはあなただけが胸に
残る そんな気がします
愛していたから
あなたの声が 悲しく
切ないだけなの
命 焦がして
あなたを 愛していたから
笑うあなたを見て
突然うれしくても
涙あふれること
はじめて知った
悲しみに焼かれて
自分ばかり責めて
鏡に映る顔 壊したくなる
弱い私のこと
嫌わないでね
誰に話すこともないけど
永遠に愛してる
いつかこの手が
祈りを捧げるまで
そばに
命の燃えつきるまで
白い小さな熱
指に残っている
夢を包んでいた
その手の中に
夜に一人でいて
少しさびしくても
胸が苦しいのは
ただ切なくて
何度間違っても
笑っていてね
今のこの時間が
私の生きている証なの
ふり返らない
密かな決意 天に
とどけ命の燃えつきるまで
弱い私のこと
嫌わないでね
誰に話すこともないけど
永遠に愛してる
いつかこの手が
祈りを捧げるまで
そばに
命の燃えつきるまで
とどけ命の燃えつきるまで
そばに
命の燃えつきるまで
いつから二人の夢が お互いの中で
違う重さに変わったん
キザかも知れへんけど
もう一つの 翼をみつけた
そんな気がしていた
降る雨にうたれて 体中の涙
血のように流して 別れた夜
ただ忘れようとして さまよい歩いた
抱きしめるほど 二人
ただ 切なくて
愛してたんや 壊れるくらいに
降る雨にうたれて 体中の涙
血のように流して 別れた夜
ただ忘れようとして さまよい歩いた
忘れられるはずない おまえを
みつめ合うほど 二人
ただ 寂しくて
愛してたんや おまえの笑顔を
ビルの谷間に吹く風
背中を過ぎてく
二人の夢を さらうように
泣いたフリして 笑って
走り出した
あの日のおまえが 胸に突きささる
抱きしめるほど 二人
ただ 切なくて
愛してたんや 壊れるくらいに
ドラマのように 終わった恋は 雨の音に消えてゆくもの
いくつかの季節 過ぎれば 綺麗な色した花に
青い湖(うみ)に映る透んだ水のように
あなたの為に死ねたら
ただひとりの人と決めて 生きてきたの私
好きで好きで 仕方なくても
やさしいだけじゃ 恋はあかんの
あなたの背中を 抱きしめて ムリしてさよなら
信じた夜を裏切る夢に 体寄せて朝は来るけど
華やかな瞳の奥は 乾いた砂漠のように
ごまかしてもダメね あなただけに慣れた
唇さびしく 揺れて
楽しかった思い出さえ 憎んでいるなんて
好きで好きで 命焦がして
捧げるだけじゃ 恋はあかんの
夜更けの街角 悲しくて ひとりで歩いたよ
青い湖(うみ)に映る透んだ水のように
あなたの為に死ねたら
ただひとりの人と決めて 生きてきたの私
好きで好きで 仕方なくても
やさしいだけじゃ 恋はあかんの
あなたの背中を 抱きしめて ムリしてさよなら
夜更けの街角 悲しくて ひとりで歩いたよ
あなたの背中を 抱きしめて ムリしてさよなら
無理にあなたのやさしさを
捨てに来た町で
細い小道の石畳
歩く 迷い道
夢を預けたあの人の
肩に冷たい雨が降る
赤い花傘さしかけて
浅野川 雨桜
恋は散ることも知らずに
咲いた花のよう
一度紡いで ほどいては
悲し 主計町(かずえまち)
夢を預けたあの人の
肩に冷たい雨が降る
赤い花傘さしかけて
浅野川 雨桜
恋に咲き乱れるままに
死んでしまいたい
流す涙は 雨になれ
降って 犀川に
切な 雨桜
愛し 雨桜
一人で遊ぶ 光の粒に
明日重ねた 手をかざして
幼い瞳 遠くから見て
肩を抱きしめるだけの 悲しい人
走ってきて 早く
運命より 強く
私の弱さが 苦しめていたと
気がついていたから
何もない 私のために
命惜しまぬ人だから
やさしさだけで生きられるなら
一人で泣いた 夜を抱いて
森を過ぎてく 木々の風さえ
赤い鳥の背に乗って 自由に翔ける
からだを大切に
無理しないで下さい
あなたに似た声 さえぎる人混み
しなやかな摩天楼
もう一度 笑ってみせて
かなうはずない夢だから
走ってきて 早く
運命より 強く
私の弱さが 苦しめていたと
気がついていたから
何もない 私のために
命惜しまぬ人だから
邪魔になる 自分を棄てて
さよなら言った あの日から
もう一度 笑ってみせて
かなうはずない夢だから
何もない 私のために
命惜しまぬ人だから
人を愛していくこと 私にはできないことと
風に吹かれて なんとなく思ってた
どんなささいな事でも そこにある幸せじっと
かみしめて あどけない子供のような
あなたの笑い声が すべてを優しくして
気がついたら ひとりで泣いていたの
自分を捨てて 体を捨てて 心も捨てて
あなたの言葉 あなたの吐息だけを感じて
道行く人は 誰も気づいてくれないけれど
あの日キラキラ 見上げた星のように
虹のように消えてゆく 大切な時間を胸に
温めながら 祈る手は怯えてた
あなたの瞳の中に 少しでも私がいれば
それだけで 嬉しいの震えるほどに
綺麗に生きてきたと 言えない私だけど
悲しいくらい あなたを愛してるの
自分を捨てて 体を捨てて 心も捨てて
夜を知らない 花を知らない一人昼顔
力の限り 抱きしめていた儚いゆめを
さまよいながら みつめた星のように
自分を捨てて 体を捨てて 心も捨てて
あなたの言葉 あなたの吐息だけを感じて
道行く人は 誰も気づいてくれないけれど
あの日キラキラ 見上げた星のように
さまよいながら みつめた星のように
あの日キラキラ 見上げた星のように
砂にかくした ガラス玉のように
人は帰れない 幼い愛に
強いまなざし 痩せた恋を置いて
どんな夢が あなたをつかまえていたの
こんなに愛しても 素直になれないの
都会の孤独に おびえていた
もどれない過ちに この身を灼きつくして
夢のかけらが胸を 深く傷つけていた
花は枯れてた 今は見知らぬ家
いつか終わるのね 自分の嘘は
空にかざした 明日が透けた手には
どんな夢が希望が 見えてるのですか
大人のふりをして 冷たい微笑で
閉じたの光に そむくように
ただひとつの真実 人波に残されて
無邪気に笑う瞳 揺れる宝石
こんなに愛しても 素直になれないの
都会の孤独に おびえていた
もどれない過ちに この身を灼きつくして
夢のかけらが胸を 深く傷つけていた
時間を失くした 恋人たちのように
忘れた罪さえも 吐息で空に宿るよう
言えない誰にも 言葉が雨になれば
静かに背を向けて 小さくさよならと言って
声から指先 ぬけていく鼓動に
飾られて行き場なく 愛に溺れていたの
さびしくて折れていた 私だけのルージュ
揺れては消えるね 都会の光の群れ
カモメに碧い海 似合った夏が過ぎるように
悪女を気取って 情熱の火を食べても
いつかは愚かさを 愛せるかも知れないけど
爪から肩先 悲しみに震えて
明日もなく姿なく 愛に溺れていたの
紅のその赤い 色に閉じ込めても
声から指先 ぬけていく鼓動に
飾られて行き場なく 愛に溺れていたの
さびしくて折れていた 私だけのルージュ
明日もなく姿なく 愛に溺れていたの
紅のその赤い 色に閉じ込めても
一人だけのRouge
私だけのRouge